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あひる戦法についての結論 | きのあ将棋

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概要

当サイトキャラクタのアヒルが使う戦法があひる戦法ではないのでは?
という意見がネット上の一部にありました。

プロ棋士の先生方にご意見をいただける機会があったため、
その見解と当サイトのアヒルが扱う「あひる戦法」の今後の扱いについての結論ご報告します。

結論を先に書きますと、
当サイトキャラクタのアヒルが使う戦法も「あひる戦法」のバリエーションの一つと思われます。
また、より細分化したものとして「裏あひる戦法」と呼称することにします。

パターンA:あひる戦法(きのあで利用する戦法。別称、裏あひる戦法) の例
あひるのパターンA
パターンB:あひる戦法 の例
あひるのパターンB

プロ棋士先生方の意見

千田 先生

・アヒルかと言えばあひる(戦法だと思う)。
・両方とも同じコンセプトの戦法。

勝又 先生

・あひる戦法については、専門じゃないからよくわからない。
・ただ、どちらもアヒル戦法とするならば、(きのあ式のあひる戦法のほう)が現代的と言える。
・というのは、(囲いの形を作るのに)手数が短いから!

遠山 先生

・(あひる戦法についてどういうものか)考えたこともなかった。
・ただ、昔からアヒル戦法というものはあった。
・あと、王様が58に上がっただけの事なら、アヒル戦法とは言えないと思う。
・あと、中住まいの形は、アヒルとは違うと思う。

※当サイトのアヒルが目指す形は「王様が58に上がっただけ」「中住まいの形」ではない。

共通の意見

・金銀逆にした形も、同じ系統の戦法といえるのでは。とのこと。
・あひる戦法は、横歩取りに通じるのではないか。とのこと。

補足

・2015/11/23 よる電王戦トーナメント懇親会にて見解をうかがう。
・「千田先生」→「勝又先生」→「遠山先生」の順に、個別にそれぞれご教示いただいた。
・全員アルコールが入り、饒舌な雰囲気。
・Nさんが、背中押し&一緒に聞いてくれた。
・2015/11/27作成(2015/11/28保存)の備忘録を元に微調整しながら上記を作成。
・あわせて、各ご意見を参考にweb資料を作成すること確認済み。

結論

結論として下記のとおりとしたいと思います。
・当サイトキャラクタのアヒルが使う戦法も「あひる戦法」のバリエーションのひとつ。
・より細分化すると「裏あひる戦法」と呼称(当サイトとして)する。

これに対し
・将棋は大衆文化なのでプロ棋士の方が必ずしも正しいとは限らない。
・権威主義的だ。
と反論する考えもあると思います。

過去にも実際、ある囲いの名称が「ミレニアムvsかまくらvsトーチカvsその他」と混乱し、
プロの方が発祥なのか、アマ強豪の方が発祥なのかを含めてもめたことなどの記憶がある方もいると思います。

ですが今回は
・複数のプロの先生方の見解。
・私自身もパターンAもBもアヒルの足の形に見える。
・パターンAがあひる戦法でないという決定材料がない。
といった理由に厚みがあることなどから、この結論としました。

雑記

自分の中でも「あひる戦法である」「あひる戦法ではない」行ったり来たりして
長く結論が出せずに悩んだ問題でした。

それでも2015年末には、
各プロ棋士先生方の見解を参考にどうするか結論は出していたのですが、
ご近所トラブルや区画整理の引越しなどで手が付けれらず、資料化・公表が遅れてしまい申し訳ありませんでした。

最後に
千田 先生、勝又 先生、遠山 先生、ヒアリングのサポートしてくださいました「こまあそび」のNさん、
ありがとうございました。

履歴

・2015/11/23? :電王戦トーナメント懇親会にて、プロ棋士の方の見解をいただく。
・2015/11/27 :プロ棋士の方の見解を記したヒアリング備忘録作成。
・2015/11/28 :資料が未保存だったため、text保存。
・2016/06/25~2016/06/27 :web用資料作成。
・2016/06/27 :資料公開。
・2016/07/23 :漢字誤りを訂正。「誤:勝俣 先生」→「正:勝又 先生」